2008年8月26日火曜日

湘南貿易 、岩井化成

SOW2008は環境対策にも勿論こだわりをもって取り組んでおります。
HOMEOSのメンバーがちゃんとぬかりなく取り組んでくれています。 
先日のブログで環境展について紹介しましたが
今回はその環境展でも勿論ブースも構えていました湘南貿易さんと岩井化成さんの紹介をしたいとお思います。


まずは湘南貿易さん

EREMAというプラスティックを再生する機会を日本に輸入してる会社で、
おもにリサイクルを主な事業とされてます。エレマのすごさはここでは説明はしませんが
湘南貿易さんがどんな取り組みをSOW2008でしていただけるのかをここで紹介したいと思います。 



まず、会場内で使用するカップはリリパックと言って
表面を薄いフィルムで覆ってある容器を使用していただきます。(一部を除く)


汚れはすべてそのフィルムについているのでそれを剥がしてそのまま油化装置に入れ、バイオディーゼルに変えてしまおうという画期的な発想です。
もう一度整理すると使った食器の表面のフィルムを剥がして油化装置でバイオディーゼルに変える、という取り組みです。


ではその剥がした後の容器はと言いますとすべてEREMAで再生チップに換えてリサイクルされます。


最近では一部の重箱の隅突き隊の方々がリサイクルもエネルギーの無駄だ何て意見もだしてますが
当然、日本では石油は採れません。 なので日本に入ってきてるすべてのプラスティックはリサイクルする必要があります。



その意識を高めるために今回湘南貿易さんに普段フェスティバルでは見ることのできないリサイクルの仕組みを教えていただきます。
会場ではモニターでリサイクルの現場の映像も見れますので意識の高い人はご飯でも食べながらぜひ見て下さい。 



湘南貿易の橋本社長はとても気さくで明るい方で、何より楽しんで環境問題に取り組んでいます。
趣味で始めたマラソンですが、気がついたらマラソン大会ででるゴミ(プラスティック)をリサイクルするようになっていたりと
日常生活に無理なくエコを取り入れている姿が印象的でした。

橋本社長曰く、「エコは本来人間が人間らしく生きるためのモノですから、楽しくなくては意味がないんです」と仰ってました。



とてもHOMEOSの理念とリンクするところがありますね。
そしてOBNスタッフも今年の湘南国際マラソンに参加することになりましたw
もちろんこの会場で出るゴミは全て湘南貿易さんの働きかけでリサイクルされていく予定です。





エコを考える心をもつのではなく、心のエコを心がける。 ですね。








さて、続いて紹介したいのは岩井化成さん。


会場で出るゴミは今回先で紹介したリリパックのおかげで殆どリサイクルされますし、
ビールもリユースカップで飲んでいただきます。割り箸は竹の間伐材を使用します。
なのでほとんどのゴミが出ないのですがどうしても持ち込みゴミなどその他もたくさん出てしまうので入口でゴミ袋を配布します。
勿論会場内(本部)でも配布しますので自分で出したゴミは自分で片付けましょ〜〜。


そのゴミ袋ですを岩井化成さんにご用意していただきました。 

岩井化成さんは「地産地消」 を提唱している企業で、
農業ポリエチレン(農業で使用される使い捨てのもの)の使われなくなった物やペットボトルなどを再生して作っています。
その土地で生まれたものはその土地で消えていく。 これが自然なリズムなんですね。


最近でのポリ袋はその9割が中国やその他の国から輸入されてます。 割りばしの現状と似てますね。 
10年前まではその逆の割合で国産のゴミ袋を使用していたのですが
日本はサーマルシステム(焼却システム)の技術が世界でもトップに進んでいることからそのほとんどが燃やされていました。(日本は何でも燃やしてしまうんですね) 

そのインフラが強化されてしまった結果、
日本でリサイクルすることが割に合わず出たごみを海外に輸出、そして輸入という飛んでもないインフラが生まれてしまったのです。




こんな効率の悪いことはありません。 船も燃料を使います。
年間24万tものゴミ袋が輸入されている現状を変える必要があります。
絶対に国産のポリ袋をHOMEOSはお勧めします!!


しかも岩井化成さんはそんな手間暇かけたポリ袋を輸入品よりも安値で販売してます。 リスペクトですね。 




SOWではこれ以外にも竹の間伐材の割りばし(これは今度詳しくブログに載せますね)を使用したり、
JTBツアーにもグリーンシューズを導入したりジェネレーターにもバイオディーゼルを使用してます。



これからもHOMEOSは独自の見解で心のエコをキーワードに環境活動に取り組んでいきます!!