2008年6月17日火曜日

環境展



先日国内で最大級の環境展に行ってきました。 

http://www.nippo.co.jp/n-expo008


環境といってもその切り口は多彩で、屋上緑化もあれば壁面緑化、
リサイクル(多種多様、ごみ袋から水まで)ときてバイオディーゼル。
石で出来た紙から産業廃棄物処理まで、、、もう一日であれは見切れないです。


とにかくでかいし、印象に残ったのが環境に特化した会社でなくても大手企業はこぞって参加してました。
それは何となく聞こえは体裁でって思うかもしれないですが、
さすがそこは大企業、、、、この力は使わない手はないなと少し思ったり。




とにかく印象として強かったのがここまで環境に関して特化した企業が沢山あるということでした。
もちろん海外から機械を輸入販売してる会社もあればその種類は多岐にわたるのですが、本当に多くて、、、。
でもいろいろと調べていくうちにわかったことはその企業のほとんどは業務提携しているっていうこと。


これは本当に効率のいいことで、例えば北海道だと農業ポリプロピレンの廃棄が多く出るので
それを回収する業者とそれをリサイクルする業者がつながっていたり、
それを使う業者もリサイクル業を営んでいたりと、何とも効率がいい仕組みになってました。


その有様を知ったとき、これはまだまだ日本も捨てたものではないと思いましたよ。
昨今、やたらとエコ雑誌とかエコを地上波でもガンガン歌ってますが
水面下(これがまた水面下でないといけない理由があるんです、ここではそれは伏せさせていただきますね)で
どんどんインフラが出来上がってきてるんですね。





そして今回この環境展に招待してくれた企業の 湘南貿易さんを紹介します。 

http://www.shonantrading.com/

湘南貿易さんはイタリア、ドイツからリサイクルシステムを輸入している会社でエレマという機械を輸入してます。 
http://www.shonantrading.com/erema/
これはプラスティックを再生処理する機械なのですが、
近年リサイクルに関する考え方がとても屈折してるように思えます。



例えば、紙のリサイクルに関して古紙100%だと余計にエネルギーが消費されてそれはエコではないといった考え方から、
これは国内の間伐材の問題(土壌の問題で、これはどこかで書き記すことにします)などはあっても
基本的に島国である日本は資源がとても乏しい国なのでこれまた何とも言えない話で。

ことプラスティックに関してはエネルギーを消費してリサイクルしても、、
なんて考え方は完全に間違っていて石油を輸入して加工してって作業のほうがよっぽどエネルギーを使うわけですよ。
何が言いたいかというと単純に日本に石油資源はないんです。



なのでリサイクルすることは自然な事だし、
もっといえばリユース出来る形も取り入れるとなお、効果的ですね。





今年のSOWではごみの分別、リユースカップの使用でごみの削減はもちろんのこと、
目の前で資源をリサイクルしてる模様を何らかの形で紹介したいと思っております。

僕たちは環境団体ではないし、ECOに特化したイベントではないので
昨年までは環境活動に費やした時間もお金も誇示することではないと思っていたことからあまり露出していませんでしたが
今年からは少しでも環境に末端の僕たちがまず知ることから始めることが大事だと思い、
HOMEOSという組織も立ち上げましたのでどんどんこのブログでアップしていきたいと思ってます。



いろいろな企業とSOWはどんどん関連性を築き上げて、
よりよい未来の創造へ役立てたいと思っております。